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2019.12.28

【広島県】平和を願い、地元愛にあふれる広島

広島県は瀬戸内海に面する、中国四国地方最大の地方都市です。工業・商業が盛んな一方で、豊かな自然にも恵まれ農業・漁業も盛んであることから、「日本国の縮図」とも呼ばれています。

北部は山間部を中心に冬の雪と梅雨の雨が多く、豪雪地帯になる地域もあります。広島市を含む南部は、雪や雨の影響を受けにくいため、年間を通して晴天のひが多い特徴があります。また、瀬戸内海に面していることもあって、温暖な気候に恵まれています。

世界の平和を伝える「原爆ドーム」

第二次世界大戦での原爆投下により、多くのものが破壊されました。原爆ドームは、もともと1915年に、広島県の物産品の販売推進の拠点として建てられたものでした。現在は原子爆弾の悲惨さを今に伝え、世界の平和を伝える記念碑として、破壊された状態で保存されています。
原爆ドームのある平和記念公園には、国内外からの多くの人々が訪れ、平和記念資料館や原爆死没者慰霊碑、平和の灯などをまわりながら平和の尊さを学んでいかれます。

世界遺産に登録された「厳島神社」

日本三景のひとつとされる「宮島」は、自然と人が生み出した芸術が調和した見事な景勝地です。大鳥居の鮮やかな朱と海の青が印象的な厳島神社は、潮が満ちてくるとまるで海に浮かんでいるかのような感覚になる美しい建築です。平成8年には、世界文化遺産にも登録されています。

宮島表参道商店街には、名産品の牡蠣が食べられるお店や、おみやげ品店が建ち並び、食べ歩きやお買い物も楽しめます。周辺には、神さまの使いとされてきたことから、愛らしい鹿がたくさん住みついています。ただし、餌やりは禁止されてるので注意が必要です。

広島県民のカープ愛がすごい

広島県民に愛されているものといえば、一番に思い出すのはやっぱり広島カープです。カープ女子という言葉が生まれるほど女性からもあつい指示を得ており、広島県民のカープファン率は80%を超えます(2015年)。圧倒的な地元密着型球団で、1952年には経営難による解散の危機を、熱狂的なカープファンの寄付によって支えられてきました。県内のあちらこちらで、カープグッズを手に入れることができます。

ご当地グルメといえば

広島風お好み焼き

県民に愛されるご当地グルメといえば「広島風お好み焼き」。屋台村のようにお好み焼き店が軒を連ねる、お好み焼きビルが数カ所あるほどです。
薄くのばしたクレープ状の生地に、キャベツやネギ、モヤシ、豚肉、卵、そばなどを重ねて焼き上げたお好み焼きは、大阪のお好み焼きとはまったく別もの。どのお店に行っても、焼き方や使用する具材、ソースなどにも譲れないこだわりがあり、それぞれ味わいが違います。
また、目の前で焼き上げる手さばきは職人技で、海外からの観光客からも人気となっています。

広島かき

広島のかき生産量は全国1位で、総生産量の約58%を占めています。旬を迎える1月から2月には、殻が小さいながらも身は大きく、プリッとした食感と濃厚な味わいが特徴です。

ホルモン天ぷら

B級グルメと人気のホルモン天ぷらは、センマイ(牛の第三胃袋)やハチノス(牛の第二胃袋)、チギモ(レバー)など部位によって異なる食感を楽しめます。

もみじ饅頭

ふわふわとした生地にあんこが入ったもみじ饅頭は、広島土産の定番。こしあん、つぶあんのほか、クリーム、チーズ、求肥などバリエーションも豊かです。

小高朋子
小高朋子(kotaka)
1982年、神奈川県生まれ。アパレル、映像制作会社を経てフリーのライターへ。農業・食・旅を中心に取材記事を執筆する。
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