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2019.12.23

【滋賀県】日本一の水資源が支える滋賀の文化

滋賀県は近畿地方北部に位置し、日本最大の湖「琵琶湖」を抱える豊かな自然と、歴史的情緒ある町並みが数多く残る県です。周囲には、1,000m前後の山脈が連なり大きな盆地となっています。

気候は全域が内陸性気候となっていますが、北部は日本海側気候、南部は太平洋側気候および瀬戸内海式気候を併せ持っています。琵琶湖があるため、盆地のわりには夏の暑さと冬の寒さが穏やかな傾向にあります。湖西・湖北の大部分が豪雪地帯であり、日本最南端の特別豪雪地帯となっています。

フォトジェニックで人気沸騰の鳥居

琵琶湖の中に大鳥居を構える「白髭神社(しらひげじんじゃ)」は、近年パワースポットとしても有名となったこから多くの参拝者が訪れています。夕暮れ時には、オレンジに染まる琵琶湖に大鳥居のシルエットが美しく調和します。交通量の多い国道沿いにあるため、参拝や撮影にはくれぐれもご注意を!

近江商人の街並み

JR近江八幡駅の北方やく2km前後の新町周辺には、古い町並みが保存されており、「三方よし」の哲学を生んだ近江商人のふるさとです。近江八幡市資料館には、水郷地帯の農機具や古文書mなどが展示されています。

滋賀県民の誇り「琵琶湖」

400万年もの歴史を持つと言われる日本最大の琵琶湖は、県土の6分の1をも占めています。豊かな水資源は、滋賀県だけでなく近畿1,400万人もの人々を支えています。湖とその周辺には固有種も多く見られます。

湖上クルージングやウォータースポーツなどのアクティビティも楽します。県民にとっては海水浴ならぬ湖水浴の場として、バーベキューなどを楽しむ憩いの場としても親しまれています。また、人力飛行機の滞空時間を競う「鳥人間コンテスト選手権大会」の会場にもなっています。

昔ながらの生活が垣間見れる「針江生水の郷」

針江地区では、集落の中を巡る水路やその水を、地域住民は古くより生活用水としてきました。豊富な湧き水で野菜を冷やし、食器を洗う、その食べ残しは水路に放たれた鯉が餌とすることで美しい水が保たれます。この一連のシステムは「川端(かばた)」と呼ばれています。ガイドさんと一緒に集落をめぐるツアーに参加すれば、人々の暮らしが見えてきます。

一度食べたらクセになる?「鮒寿司」

日本古来のなれずしの代表的存在の「鮒寿司」は、古代から琵琶湖産のニゴロブナなどを主要食材としてつくられる郷土料理です。毎年7月ごろになると、漬け込みが始まります。保存食としてだけでなく、神事やまつりの神饌として用いてきました。乳酸菌を豊富に含んだ発酵食品のため、お腹の具合を整える薬がわりに食べる風習もあります。

ご当地グルメといえば

近江牛

松坂牛や神戸牛と並んで、日本三大和牛とされます。地元でぜひ食べたい一品です。

焼き鯖そうめん

湖北地方に伝わる伝統食で、元々は農閑期やハレの日の食事だったとされます。焼いた鯖を甘辛い醤油の出汁で煮込み、その出汁で味付けしたそうめんにのせていただきます。

サラダパン

地元のたくあんにマヨネーズを合わせて、コッペパンに挟んだ不思議なパン。黄色いパッケージが目印です。

のっぺいうどん

カツオと昆布でとった出汁に、とろみをつけた餡をうどんにかけたものです。下味をつけた椎茸やゆば、かまぼこなどがのせられます。身体があたたまる一品です。

小高朋子
小高朋子(kotaka)
1982年、神奈川県生まれ。アパレル、映像制作会社を経てフリーのライターへ。農業・食・旅を中心に取材記事を執筆する。
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