【長崎県】長崎県の魅力を知るなら異国情緒・夜景・自然をチェック!

あなたは「長崎県」と聞いて、どんなイメージが思い浮かぶでしょうか?

ハウステンボス、ちゃんぽん、あるいは大ヒットした歌謡曲のイメージから「雨」と答える方もいらっしゃるでしょう。

長崎県には知られざる魅力が満載です。

今回は長崎県の風土や自然、観光スポット、グルメなどさまざまな魅力をお伝えします。

長崎県ってどんなところ?

長崎県は九州の西側に位置する人口135万人ほどの県で、東京から鉄道で約7時間、空路なら2~3時間ほどで行ける場所にあります。

神戸や横浜と並んで海外と盛んに交流が行われた国際貿易港のひとつで、長崎の出島は鎖国時代に日本で唯一の西欧に開かれた窓口でした。

長崎の市街地はヨーロッパや中国の影響を色濃く受け、洋館や唐寺が並ぶエキゾチックな街の雰囲気をいまに残しています。

産業の分野では温かく雨の多い気候と複雑な地形を活かし、コメ、ジャガイモ、みかん、またブランド和牛で知られる長崎和牛などが県の特産です。

さらに、長崎県は全国主要漁港の水揚量でトップ5に入るほどの漁業が盛んな県でもあり、アジ類、タイ類の漁獲量は全国1位を誇っています。

観光の分野でも長崎市、佐世保市をはじめとして魅力的な観光スポットが数多く点在し、ヨーロッパ、アジアなどからの外国人観光客も数多く訪れる県なのです。

そんな長崎県の魅力をより深く掘り下げるために、次に挙げる3つのチェックポイントを見ていきましょう。

長崎県の魅力を知る3つのチェックポイント!

長崎県の魅力を「異国情緒」「世界遺産」「夜景」の3つのキーワードを使ってご紹介します。

異国情緒

長崎県には、長崎市のグラバー園、大浦天主堂、佐世保市のハウステンボスなど、異国情緒あふれる多国籍な歴史と文化を持つ観光スポットが目白押しです。

なかでもぜひチェックしていただきたいのが、長崎県の世界遺産。

2015年には明治日本の産業革命遺産で「軍艦島」で知られる端島や、江戸~明治期に活躍したイギリス人商品グラバーの旧グラバー住宅等5ヶ所が登録されました。

いずれも国内外を問わず映画やドラマのロケ地としても知られており、行ったことはないが見たことはあるという方も多いのではないでしょうか。

さらに2018年には、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産で長崎市の大浦天主堂をはじめとする歴史ある潜伏キリシタン集落が登録され、大きな注目を集めています。

観て楽しい、遊んで楽しい、日本にいながら日本でないような、どこか不思議な場所にトリップした感覚が味わえるのが長崎県の魅力のひとつです。

夜景

2つ目のチェックポイントは、長崎県の夜景。

2012年の世界新三大夜景都市(香港、モナコ、長崎市)、さらには2015年の日本新三大夜景都市(札幌市、仙台市、長崎市)に選ばれるなど、長崎市は夜景でも注目を集めています。

とくに長崎市内の稲佐山公園の展望台からは、ある「地理的条件」によって他の都市にはない立体的な夜景を楽しめます。

その地理的条件とは、坂が多いこと。

長崎市は長崎港を取り囲むようにして山が連なったすり鉢状の形をしています。

山の斜面に沿って建築物が立てられているため、夜になると長崎港の灯りを中心として立体的な夜景が現れるのです。

夜景スポットである稲佐山公園の展望台はもちろん、ゴンドラに乗っての夜景散歩もおすすめ!まるで光の海をわたっているかのような幻想的な雰囲気を楽しめますよ。

自然

3つ目のチェックポイントは、長崎県の自然。

長崎県には異国情緒あふれる観光スポットや世界屈指の夜景のほかにも、自然豊かな景勝地も見どころです。

「九十九島」と称されるように、長崎県は日本で島の数が最も多い県で、大小様々な島が971島も点在しています。

壱岐・対馬や五島列島をはじめとする島々の景観はもちろん、雲仙や伊王島などにも温泉やダイビングなど、長崎の豊かな自然を堪能できるアクティビティがたくさんあります。

独自の歴史、文化に加え、自然豊かな景勝地も楽しめるところが、長崎県の大きな魅力なのです。

長崎県のソウルフードって?

長崎県のソウルフードと聞いて、何を思い浮かべますか?

最も有名なところで言うと、「ちゃんぽん」です。

明治時代中期、長崎市内に現存する中華料理店「四海楼」の初代亭主が、当時長崎に訪れていた中国(当時の清国)人留学生のために、安くて栄養価の高いメニューとして考案したと伝えられています。

長崎のちゃんぽんは太い麺と具材の多さに特徴があり、県内では家庭料理としてはもちろん、小中学校の給食にも出されるなど、地元のソウルフードとして長年愛されています。

他にも、皿うどん、佐世保バーガー、トルコライスなど、長崎のご当地グルメは異国の香りを残しているのが特徴です。

まとめ

長崎県の魅力を異国情緒・夜景・自然、そしてソウルフードの観点からお伝えしました。

観光はもちろん、レジャーやグルメなど幅広い楽しみ方ができるのが長崎県の大きな魅力です。

一度だけではなく、二度三度と訪れて楽しめる長崎県。その独自の歴史や文化、豊かな自然に触れてみませんか?

もとむらはじめ(motomura)
長崎県出身のフリーライター。東京と長崎を行き来しながら、地元情報・グルメ情報をはじめとして法律、金融、結婚、エンタメなど多数のジャンルを執筆中。
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