【愛媛県】みかんで有名な愛媛県の本当の魅力は温泉とインスタ映え抜群の景色の数々!

愛媛県とは、四国の北西に位置する瀬戸内海に面した自然豊かな県です。愛媛の今治市から本州まで瀬戸内に浮かぶ島々を渡す橋 瀬戸内しまなみ海道(通称:しまなみ海道)が通っており、最近ではツーリングやサイクリングで訪れる方も多くいます。四国八十八か所巡りや道後温泉などもあり、実は見どころ盛沢山の県なのです。

愛媛県ってどんなところ?

愛媛という県名は、「かわいい姫・うつくしい姫」という意味から来ており、古事記の「愛比売(えひめ)」が由来となっています。可愛い県名ですよね。

愛媛県には四国八十八か所のうち26のお寺があります。空海が修行をした88か所のお寺を辿る人は「お遍路さん」と呼ばれています。近年は若者や外国人からも注目が集まっています。

また、愛媛県の人口は1,342万人で県庁所在地は松山市です。物価の安さは全国9位、家賃の安さは4位と住みやすい土地となっています。通勤時間の短さも全国1位、仕事時間の短さも全国2位で、自由に使える時間の長さも全国3位なのです。のんびりと住むにはこれ以上にない条件ですね。

愛媛県の年平均気温は16度と温暖な気候です。その暖かな気温を活かして育てられるみかんなどの柑橘類が特産品として有名です。清見や紅まどんな、甘平などの高級品種のみかんから、ぽんかんや伊予かん、でこぽんといった様々な種類の柑橘類が育てられています。そのまま食べてももちろん美味しいですが、ジュースやゼリー、アイスに加工されたものも絶品です。

他には、瀬戸内で取れる海産物も自慢の特産品。鯛やはまちといった新鮮な海の幸や、じゃこ天、真珠などが有名です。また、最近では今治タオルも特産品として有名ですね。

愛媛県と言えば道後温泉(松山市)は外せない!

愛媛県の魅力を語る上で外すことの出来ない場所と言えば、道後温泉がその一つ。日本最古との温泉とうたわれるほど深い歴史をもつ 温泉で、当時の景観を色濃く残した建物と温泉は連日多くの観光客でにぎわっています。

温泉の近くには松山城とその城下町が広がっており、道後温泉から歩いて観光地に向かうことが可能です。ロープウェイでお城の上まで上がると、松山の街を空の上から一望することができます。温泉近くの街にも、仕掛け時計や坊ちゃん列車があり見どころ盛りだくさん。

また、愛媛県で外すことの出来ない特産品のみかんも、温泉の近くで存分に味わうことができます。地元ならではの新鮮なみかんジュースやみかんゼリー、ソフトクリームのほか、みかんのリキュールがあるなど、豊富な種類に驚かれる方も多いでしょう。ここでしか食べられないみかんを使用した逸品の数々を思う存分楽しんじゃいましょう!

古き良き時代を感じる 愛媛に残る歴史的な街並み

愛媛県には、歴史的な街並みがそのまま残されている街が多くあります。

愛媛県南予地方にある内子町は、明治時代の白壁の街並みが保存されている街です。100年以上昔の街並みがそのまま残っており、古い町屋を利用したカフェやお店などが街を賑わせています。芝居小屋、豪商屋敷なども残っており、日本の古き良き時代をめいっぱい堪能することができます。

他にも、城下町の大洲、宿場町の宇和など昔ながらの街並みを楽しむことができる街が愛媛県には数多く残っているのです。

また、愛媛県東予地方にある今治市は、今治城の城下町として栄えた街。そのお城の周りを囲っているお濠には海から水を引いており、街の真ん中で海の魚を観察することができる日本でも珍しいお城として知られています。

その今治市を始点、または終点としてドライブやサイクリング、ツーリングの旅行客がどんどん増加してきているのです。その理由は、愛媛と広島を結ぶ陸橋 しまなみ海道にあります。

愛媛県と本州を結ぶ橋 しまなみ海道

しまなみ海道は、瀬戸内に浮かぶ7つの島を橋で結んでいます。「橋」と聞くとずっと1本で繋がっている橋をイメージされると思いますが、こちらの橋は島と島を結ぶ橋がそれぞれ独立しています。車や自転車で走る場合、島と島の間の海の上にだけ橋が架かっており、島の部分は島に上陸する形になります。そのため、島それぞれの景色やグルメを味わうことができるのです。

また、しまなみ海道を中心とした海と山と橋の生み出すコントラストは、一枚の絵画の様に完成された美しさを見せてくれます。しまなみ海道の海と島、そして橋はどこを撮ってもインスタ映え間違いなしの絶景です!

しまなみ海道の魅力-神の島、天然温泉、村上海賊、ご当地グルメ

「神の島」の異名を持つ愛媛県大三島には、大山祇神社と天然温泉があります。お参りをするもよし、天然温泉でゆっくりするもよしの島 です。

そしてこの大山祇神社は、日本最大の海賊「村上海賊」の武将たちの信仰を集めた神社でもあります。村上海賊とは、かつて日本の海上交通の要であった瀬戸内を支配していた海賊のこと。村上水軍や村上海軍と呼ばれることもあります。瀬戸内の島々には彼らの名残がたくさん残されており、村上水軍博物館や因島水軍城、能島城跡などで歴史を学ぶことも出来ます。歴史にはあまり興味がないという方は、村上海賊が出陣前に食べていたという水軍鍋にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

このように、様々な楽しみ方ができるのがこのしまなみ海道の魅力です。

まとめ

みかんで有名な愛媛県ですが、最近はしまなみ海道を中心として今までとは違った盛り上がりを見せています。また、松山市にある道後温泉も近年は活発にイベントが行われており、ラッピングアートや蜷川実花氏とのコラボイベントも開催されていました。これから先も様々なイベントが企画されていますので、訪問前に必ずイベント情報はチェックするようにしましょう。

水城みかん(mizuki)
ひきこもりWebライター兼外資系OL。愛媛県出身のプロテインマニア。猫資金のため日々執筆に明け暮れる。執筆ジャンルはダイエット、お金、経理、旅行、ライフスタイルなど。
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